1月29日(水)、丹波篠山市商工会青年部の方が来てくださり、丹波篠山市市名変更5周年記念として桜の木の植樹を行いました。場所は、校舎裏山にあるあけぼの窯近くの日当たりのよいところです。小学校を代表して児童会役員の5名が植樹をしましたが、青年部の方に植え方のポイントを教えてもらいながら、土を入れていきました。めったにできない体験ということで、大満足の子どもたちでした。春にはきれいな花を咲かせてくれることを願い、みんなで5周年記念樹を育てていきます!
「農都のめぐみ米」の学習(5年)
1月29日(水)、市の農都政策課の方と農業委員の方に来ていただき、5年生が「農都のめぐみ米」についての学習をしました。「農都のめぐみ米」は、自然環境や生き物のくらしを配慮した農法で、化学肥料や農薬の使用を県基準の半分以下に抑えて栽培されています。学校給食のご飯は、この「農都のめぐみ米」を使用しているということを知った子どもたちは、大変驚いていました。農業委員の方からは、手間暇がかかるが、生き物となかよく過ごすことを楽しみに作業をしていると聞きました。丹波篠山市では、未来につながる農村をつくる取組として、この「農都のめぐみ米」と「農都のまほろば水路」という取組をされているそうです。
食育推進校発表会・学校食育実践研究大会
今年度、今田小学校は、県教育委員会の指定を受け、「地域の特色を生かした食育推進事業」の取組を進めてきました。1月27日(月)に、その取組の内容や実践による成果・課題を報告する研究発表会を開催しました。丹波篠山市や丹波市を中心に県下の学校から約60名の先生方にお越しいただき、授業の公開や取組の報告をしました。
2年の生活科「『いのち』をつなぐたべもの」、3年の総合的な学習の時間「今田黒豆はかせになろう」、6年の総合的な学習の時間「夢発見プロジェクト」の3つの学年の授業を公開しました。
2年生は、校区内にある丹波篠山牛を育てる古家後農場の見学で学んだことや今年度続けてきた食育絵本の読み聞かせで知ったことをもとに「いのち」や「食べる」ことについて考え、給食の個人目標を決めました。
3年生は、校区内にある構井農場にお世話になって取り組んだ黒豆の栽培活動で学んだことや栄養教諭から教えてもらった栄養バランスのことを考えながら、黒豆を使った給食献立を発案しました。
6年生は、丹波焼で食卓を彩る食器を作られている丹波焼の窯元の方から仕事に対する思いを聞き、働くことの意味についての心情を深め、自分の将来の夢に向けての目標を考えました。
授業公開の後の全体会では、今田小学校が取り組んだ実践の発表や、「ふるさと今田の特色を生かした食育」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
実践発表では、今田小学校の食育の指導計画や授業実践での工夫、掲示物の効果的な活用について紹介しながら、成果と思われることや課題と考えることを報告しました。
パネルディスカッションは、今年度の今田小学校の食育の取組に対して指導や助言をいただいてきた武庫川女子大学の藤本勇二教授に司会をしていただき、パネラーは、地域農家、丹波焼窯元、栄養教諭、本校教諭の4名で行いました。小学校との関わりの中で、思われていることや課題と感じること、今後してみたいことなど発言していただきました。ご協力いただいた大内さん、大西さん、本当にありがとうございました。
学校だより「日日是好日」令和7年1月
車いす・アイマスク体験(4年)
1月23日(木)、4年生が、車いすとアイマスクの体験学習を行いました。教えていただくゲストティーチャーは、市の社会福祉協議会から来ていただきました。はじめに車いす体験をしました。車いすの使い方や気をつけることなど教えてもらい、その後、車いすに乗ったり操作したりしました。坂道や段差になっているところでは、慎重に操作しないと乗っている側が不安な思いを持つということを実感していました。
次にアイマスク体験をしました。視覚障害者へのお手伝いの仕方や注意することなどを教えてもらい、ペアになってアイマスクを付けて実際に動いてみました。
2つの体験の中で、共通して言えることは、ヘルパー側は、「段差があります」「右へ曲がります」「階段を上がります」「あと〇mです」など相手にはっきりと情報を伝えることが大切だということでした。
牛の生産から学ぶ(2年)
2年生は、2学期に校区内にある古家後農場の見学へ行き、牛の飼育や働いている人の様子を見たり話を聞いたりしました。3学期、1月23日(木)に、今回は古家後農場の方に学校へ来ていただき、牛を生産している人の思いをテーマにお話ししていただきました。牛を市場へ出すときは、育ててきた愛着があり複雑であるが、生産者として人々においしくいただいてほしいという思いであること、牛だけでなくいろいろな農産物が料理として出てくるまでに多くの人の手がかかっていることやその人たちの思いも込められていることなどを教えてもらい、いただいた命を無駄にしないように残さずしっかり食べないといけないと思う2年生でした。
給食指導(2年)
1月20日(月)、3学期最初の給食指導がありました。2年生が「朝食の大切さ」についてお話していただきました。朝食を食べることで「五感のスイッチ」や「消化・吸収のスイッチ」「脳のスイッチ」などが入ることを教えていただいた後、「朝食でも赤・黄・緑の食べ物を食べるにはどうすればいいかな?」と考えました。朝からたくさんのおかずを用意するのはおうちの人も大変だから、パンに牛乳やチーズを足せば赤の食品が増えるし、今の時期ならミカンを食べれば緑の食品を食べたことになるよねとお話していただいて、なるほど~と納得していた2年生でした。
避難訓練・メモリアル集会をしました
1月16日(木)、大きな地震が起こった場合を想定した避難訓練と阪神・淡路大震災を教訓とした防災集会「メモリアル集会」を実施しました。
避難訓練は、子どもたちが登校して間もない8時20分に大きな地震が発生したという設定で行いました。子どもたちは、先生からの指示をしっかりと聞くと同時に、机の下に入るなど身を守る行動をとり、揺れが収まるのを待ちました。揺れが収まり運動場へ避難するときも、真剣な表情で「お・は・し・も」を守り、座布団で頭を守りながら行動できました。
メモリアル集会では、兵庫県の震災・学校支援チーム「EARTH」のメンバーの方に来ていただき、阪神・淡路大震災や能登半島地震の様子や自身が現地へ行かれて経験されたことや感じたことを話していただきました。災害当時の現地の写真を見ながら、子どもたちは真剣なまなざしで話を聞いていました。他にも、震災の犠牲となられた方に対する黙祷や歌「しあわせ運べるように」の斉唱をして、明日17日で発生から30年を迎える阪神・淡路大震災の教訓をもとにしながら防災についてみんなで考えました。
書き初め大会(1・2年)
1月10日(金)に1年生が、14日(火)に2年生が、書き初めをしました。課題は、1年生が「なかよくあそぶ」、2年生が「何にでもチャレンジ」です。1・2年生は筆ではなく、フェルトペンを使います。消すことができないペンを使っての書き初めで、子どもたちは緊張しながらも集中して書いていました。子どもたちががんばって書いた作品は、3~6年生と同様に、校内書き初め展として1月17日(金)~22日(水)の間、多目的ホールに展示します。
書き初め大会(3~6年)
1月10日(金)、多目的ホールで書き初めをしました。1校時は3・6年生、3校時は4・5年生がしました。各学年の課題は、3年生が「明るい心」、4年生が「春を待つ」、5年生が「強い決意」、6年生が「夢を語ろう」です。多目的ホールにお正月を思わせる曲が静かに流れる中、子どもたちは集中して書いていました。なかなか思うような字が書けず、何枚も根気強く書く子もいました。子どもたちの作品は、1月17日(金)~22日(水)の間、校内書き初め展として多目的ホールに展示します。