確率~今田中学校出前授業~

丹波篠山市では小学校と中学校が連携する機会を設け、小学生がスムーズに中学校に進んでいけるようにするための環境づくりを行っています。

秋には6年生が今田中学校に体験入学しましたが、今日は今田中学校の先生が小学校に来て授業(「出前授業」と言います)をしてくださいました。

今日の出前授業は「確率」数学の授業です。

「確率という言葉を知っていますか?」とたずねられると、さすが6年生。「降水確率」と答えます。そんな言葉よく知っていたなと感心感心!

郷はサイコロを振ってどの目も同じぐらいの回数が出るのかどうかを確かめました。何度も何度もサイコロを振って、出た目を記録していきます。最初は特定の目ばっかり出ている子もいましたが、徐々にどの目も同じぐらいになっていきます。多い子で150回以上サイコロを振った子もいました。このぐらいの回数ではまだまだばらつきがありましたが、回数が増えるにつれ、そろってきます。6分の1、つまり約17%の回数、その目が出るんだよということがわかりました。これが確率だということがわかりました。

中学校に進むことは楽しみであると同時にいくらかの不安もあるはずです。新しい環境に入っていくのはプレッシャーもあります。少しでも不安を和らげ、充実した中学校生活がスタートできるよう中学校と協力しながら進めていきます。