小学校の2学期終業式

2学期の終業式の日を迎えました。2学期は、全部で80日間ありました。

まだまだ暑い8月、夏の終わりに始まり、秋、冬と3つの季節を過ごしました。この2学期にはたくさんの全校行事がありました。行事を通して学ぶことができた3つ大切なことのお話をします。それは、運動会、シューベルティアーデと和太鼓、マラソン記録会での学びです。

まず、運動会の話です。

とてもいい運動会、だれもががんばった運動会でした。何と言っても6年生。赤組・白組の応援団長を中心に6年生がよくまとまって全校生の応援合戦をリードすることができました。夏休みのうちから集まって相談したり、運動会の前には放課後運動場で練習したりもしていました。応援団長を始め6年生のみんながリーダーになって下級生を引っ張っていこうとがんばりました。おかげでとても素晴らしい応援合戦、そして運動会になりました。そして、6年生の姿を見て、6年生を支えようとがんばった5年生。来年度の最上級生・リーダーととなっていこうとする頼もしさを感じました。1・2・3・4年生は、そんな上級生の姿を見たからこそしっかりがんばることができました。スローガン「勝っても負けても最後は笑顔」のとおり、みんなが笑顔になれた運動会でした。

学んだことその1 リーダーになってがんばろうとすることの大切さ

次に、シューベルティアーデと和太鼓のお話です。シューベルティアーデでは、3人の方がヴァイオリンとピアノ、打楽器で演奏してくださいました。そして、最後に今田小学校の校歌を演奏してくださり、みんなも声を合わせて歌いました。みんなの気持ちがそろったとてもいい校歌斉唱でした。

そして、ふるさと講演会のときには鼓篠組の方々に来ていただき、和太鼓の演奏を聴きました。聴くだけでなく、1年生から順番に太鼓をたたかせていただきました。上級生は下級生の太鼓を見ながら練習を始め、「かけ声をかけてください」と言われると、みんなで「1、2、3、4・・・」とみんなの声がそろいました。これまたみんなの気持ちがそろった時間でした。

みんなの気持ちがそろうととても気持ちがいいなあと思ったと思います。

学んだことその2 みんなの気持ちがそろうことの大切さ

もう一つは、マラソン記録会です。

いい結果が出た人も、満足できる結果が出なかった人も、また当日は走ることができなかった人もいました。でも、練習を重ねたこと、目標に向かってがんばろうとしたことは必ず自分の力になっています。目標を持って準備を積み重ねること、これを大切にしてください。

学んだことその3 目標を持って準備を積み重ねようとすることの大切さ

2学期をふりかえって、みなさんが学んだことをふりかえりました。いろいろなことを学んだと思います。でも、特に3つの印象に残る学びがあったと思っています。2学期にみなさんが学んだ大切なこと3つを、これからも大切にしてください。

 

さて、冬休みです。冬休みは楽しいこともいっぱいだと思います。3つのことを心がけて生活をしてください。

1つめ、家族の一員としてはたらくこと。

年末には大そうじをする家も多いと思います。しっかり自分の仕事をしてください。「はたらく」とは、「はた(まわりの人)」を「らく(楽)」にする、ということです。家族の一人としてがんばってください。

2つめ、昔からある行事を楽しむこと。

冬休みは家族の行事や地域の行事もいっぱいあると思います。特におもちつきやお正月のお祝い、とんどなど、昔からあるような行事や風習を大切にし、楽しんでください。

3つめ、本を読むこと。

冬休みはゆっくりできる時間もいっぱいあると思います。こんなときこそ、いっぱい本を読んでください。本を読むと自分の世界が広がります。自分の知っていることも増えていきます。ぜひ本を読んでください。

規則正しい生活をして、いい冬休みにしてください。良い締めくくりをすることが、新しい年を良い年にすることにつながります。今日が、学校の良い締めくくりになりますよう、そして、おうちでも1年の良い締めくくりをして下さい。