電動ろくろを使ってお茶碗を作ろう!

今日は6年生の作陶です。6年生は、陶芸美術館に出かけ、電動ろくろを使ってお茶碗を作ります。陶芸美術館では、窯元さんに加えて大勢の指導員の方にお世話になりました。

最初に窯元さんがお手本を示してくださいます。土のかたまりが電動ろくろの上で生き物のように形を変えていきます。丸い土のかたまりが手の中で細長くなったり、また丸くなったり。丸い土の真ん中を指で押さえて、少しずつお茶碗の形にしていきます。気がつくときれいなお茶碗ができあがっていました。

お手本を見た後は6年生の番です。土の真ん中を指で押さえて伸ばしていくと、広がりすぎたり、ちょっと力が入りすぎてゆがんでしまったり。なかなか上手くいきません。でも、教えてもらったり助けてもらったりしながらみんなお茶碗を完成させることができました。2つ作っていい方を選ぶことになっていたのですが、「選べないなあ~」と悩んでいる子もいました。

お茶碗はしばらく乾かした後、素焼きしていただきます。そして6月にあけぼの窯で焼成です。素敵なお茶碗ができあがるのが楽しみです。

作陶を終えて、6年生は陶芸美術館を見学させていただきました。丹波焼も展示してありました。日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれる丹波焼。800年以上にわたって受け継がれてきた丹波焼の歴史を学びました。