人権の歴史に学ぶ

今日は教職員の研修日です。

午前中は、丹波篠山市同和教育研究協議会から講師をお招きし、今田から篠山全体に広がった明治2年の世直し一揆について学習しました。

明治2年は冷害による不作、物価高により庶民の生活は非常に苦しい状態でした。火災に遭った下立杭の中蔵寺の後片付けに集まった住民が、近隣藩での一揆成功の話を聞きつけて尾中の森で一揆の旗揚げをし、今田新田の大庄屋に押しかけ、打ち壊しをしたのが始まりです。

一揆は不来坂を越えて、古市や大山、篠山城下、福住にまで広がりました。福住の小野新での藩兵との激戦で一揆衆は離散することとなったようです。

会議室で一揆の概要について話を聞いた後、今田新田の大庄屋跡、下立杭の中蔵寺跡を見学し、尾中の窯元さんで話を聞きました。

今田の歴史の一面を学習することができました。

午後は、子供たちの国語の力を高めるためにどうすれば良いか協議し、国際理解についての研修も行いました。夏休みを利用して様々な研修を行い、2学期に備えます。