地域の方が、「木(き)の本(ほん)」をつくってくださいました。
つくってくださったのは、9センチ角で厚みが2センチくらいの木の標本です。今田にある木の中から11種類の標本です。できるだけ実際に今田に生えていた木からつくってくださったそうです。
ちょうど文庫本ぐらいの大きさなので「木(き)の本(ほん)」だそうです。
今日の朝会に来てくださって、少しお話をしていただきました。
4月も中旬になって今田の山々の木々も柔らかな緑色になってきました。今田の山々は広葉樹が多く、春の若葉が萌え出す頃も、秋の紅葉の頃もとても美しいです。紅葉が有名な観光地と比べても勝るとも劣らないと思っています。そんな素敵な今田の自然に関心を持つ契機になればうれしい、日本の生活様式を支えてくれる木材に興味を持ってくれればうれしい、と思っています。
11種類の「木の本」は、それぞれ手触りや香り、色や重さも違います。2階と3階の廊下に同じ「木の本」を一つずつ設置しました。いっぱいさわって木に親しんでほしいと思っています。そして、今田には素敵な物があることを知り、今田のことをもっともっと好きになってほしいと思っています。
朝会が終わったあとも6年生は長いこと「木の本」をさわっていました。においをかいだり、重さを比べたり・・・。