丹波立杭焼の伝統工芸士さんが、5年生の学習の講師としてきてくださいました。
多目的ホールにいっぱい丹波焼を並べて、5年生にお話をしてくださいました。
印象に残ったのは、「技術を磨くことはもちろん大事。でも、人とのコミュニケーションがとれることはもっと大事。」ということでした。
焼きものをつくるための技術は、様々なものがあります。その技術を身につけ、自分なりのこだわりで焼きものを作っていくことはとても大事なことです。それぞれの職人としてのこだわりがあるからこそ、それぞれの窯の個性があり、面白さがあるのだということです。
でも、その焼きものが売れるかどうか、気に入ってもらえるかどうかは、焼きものの魅力があることと同時に、その魅力をしっかりと伝えていくことができるコミュニケーションの力があるかどうかだ、ということを教えていただきました。
お話を聞きながら、自分自身を磨くことの大切さ、そして思いを周囲に伝え共感してもらうことの大切さを改めて感じました。