「おかしの株式会社」

6年生の金融学習です。日本証券業協会の方にお越しいただき「おかしの株式会社」というテーマで学習しました。

4~5人のグループを作って、まず会社の名前と社長を決めます。グループのみんな(会社)でどんなお菓子を作りたいか相談します。「みんなが買いたいと思うようなお菓子ってどんなのかな?」みんなで頭をひねりました。作りたいお菓子が決まると、ネーミングです。「何だろう?ほしいな!」と思わせるネーミングとそのおかしのアピールポイントを考えます。

グループの中でわいわい話しながら、お菓子を企画していきます。イメージが固まったら、今度はパッケージづくりです。四角い箱と丸い箱のどちらかを選んで、パッケージのデザインです。最初はどうしようかな、と考えていましたが、講師の先生から「品物を作るにも納期があるんだよ」と伺い、みんな時間を気にしながらデザインしました。

次はプレゼンテーションです。自分たちの会社で考えたお菓子をみんなに紹介します。プレゼンテーションを聞いた他のグループの子供たちはその商品を評価します。そして、自分たちが気に入った(お菓子を作る)会社を2つ選びます。みんなはお金を気に入った会社に渡し「株券」をもらいます。人気の高いお菓子を考えた会社は、たくさんのお金を集めることができるわけです。

お金と株券のやりとりが概ね終わったところで、講師の先生からそれぞれの会社に集めてほしいと思っていた目標額を聞くと、全部のグループで達成できており、みんなからは歓声が上がりました。

最後に、講師の先生は「お金を集めて終わりではありません。集めたお金で、満足してもらえるお菓子をつくっていくのです。」と言われました。

今日、学んだのは小学生でもイメージしやすいように、と考えられた会社の仕組みの学習です。「働く」ことでその会社だけでなく、みんながしあわせになることが大切なんだと教えていただきました。

しっかり勉強になったあっという間の2時間でした。ありがとうございました。